puu 2021-01-26 06:46:23 |
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ハル 「あの… 、さっき…」
彼が私の所まで走ってきたのだ 。もしかして 、先程のことをバラされてしまうのではないか 、そう思った矢先彼の口から`さっき`という言葉が盛れだした 。慌てて私は彼の口を塞ぐ 。
もも 「お願い…っさっきのことは黙ってて… 。」
彼にだけ聞こえるように小さな声で呟くと彼はポカンとしていた 。
上司 「なんだ 、君たちは知り合いなのか 。だったら話は早いね 、神宮寺さんに会社案内と教育係をお願いしようかな 。」
私たちが知り合いだと勘違いした上司が 、彼の教育係へと私を任命した 。冗談じゃない 、とてもではないが先程あんなことがあった私が彼に何かを教えるなんて… 、。そう思った私は断ろうとしたが
ハル 「はい 、僕もその方が嬉しいです 。」
私の言葉を遮るように彼が 、私が教育係になることを希望したのだ 。上司もうんうんと頷き 、私が教育係になることは確定だろう 。まだ受け入れられていない状態だが時間は待ってくれず業務開始となった 。
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