『 smoking (〆)』

お待たせしました、募集板の1852です！
主様の萌に自分の性癖をぶっ込んだ設定でしたが、ご検討ありがとうございました！

いえいえ！こちらこそです！

ありがとうございます！
そういえば私、ロルの長文が苦手で短か中になってしまうのですが大丈夫でしょうか？長文はできるといえば出来るのですが時間がかかってしまって･･･

やりやすい長さで大丈夫ですよ！

了解致しました！
また気になることがあったら質問させて貰います！
いつでも始めて大丈夫です！

了解しました！

……。
(日の光が差してはいるがどこか薄暗い部屋で、銀髪と血のように赤い瞳を持つ美しい男が煙草の紫煙を揺らす。彼の前に置かれたデスクにはピザの空き箱やコーラの空き缶がデスクの僅かな隙間を埋めるかのようにぎっしりと詰まっており、彼は組んだ長い脚をピザの空き箱の上に乗せながら煙草を灰皿で消した。)

はぁ、疲れた。ただいま……。
(ガチャ、とドアを開けて玄関から家の中に入ったとたん、鼻についたのは煙草の匂い。職業柄煙草の匂いには慣れてはいるが濃い匂いに眉を寄せてため息をこぼす。足音を意識して荒く立てるとバンッと部屋のドアを開けて声を荒らげた)
コォラ！また部屋締切って過ごしてんのか！起きたらカーテン開けて冷蔵庫の中身食っとけって言っただろ！

…ああ？うるせぇよ…俺が何食おうが勝手だろ。
(彼は荒々しく掛けられた怒声に不満げに眉根を寄せて答え、頭をがしがしと掻きながら興味のない様子で欠伸をひとつ。組んでいた脚を降ろしてやる気なさげに冷蔵庫の方へと向かい、雑に突っ込まれている冷凍ピザの箱を取り出し)

体壊すだろ！それに、せっかく綺麗な顔してんだからニキビできたら残念になるぞ。
(カーテンをジャッと開けて陽の光を室内に入れて手早く机の上のゴミを袋に詰めていると冷凍庫からピザを出している相手の姿を見つけて。足早に「おい！」と駆け寄っては冷凍ピザを冷凍庫に突っ込み直し)
今飯あっためるから座ってろ！

…お前は俺のお袋かよ。…分かった分かった。
(彼は光に眩しそうに目を細めた後いかにも面倒くさそうにため息を吐くと諦めたようにデスクに戻り、また脚を組んでデスクの上に置く。ポケットから煙草の箱を取り出し、一本を抜くとライターで火を点けて紫煙を吐き)

はぁ…たくっ…
(気だるげに過ごす相手の姿に仕方ないな…と思いつつ、冷凍庫からオムライスとコンソメスープを取り出しレンジで温める。その間に大根、人参、キュウリをスティック状に切って皿に盛り、味噌マヨネーズを添える。チンッと音がなればスプーンを2つ持ってデスクの上にできた料理を持っていき)
ほら、食える分だけでいいから食え

…ん。
(彼は煙草を咥えたまま生返事を返し、差し出された料理を無言で口に運びつつ若干口元を緩める。さっさと料理を食べ終わると赤い宝石のような瞳を閉じ、顔の上に逆さまにした雑誌を乗せると静かな寝息を立てて)

起きたら歯磨きするように言わねぇと……
(相手から寝息が聞こえ始めると毛布を持ってきて相手にかけてやり、自分は残った料理を食べて。料理を食べ終われば食器を洗い、風呂に入ったり洗濯機を回したりして家事を行う。一通り家事が終わればふぁ…と欠伸をし、自分も毛布を持ってきて床に横になると目を閉じて昼寝を始めて)
ねむ……

……
(暫くは眠っていたがふと不機嫌そうな表情を浮かべながら目を覚まし、顔に乗せていた雑誌をデスクにばさりと置いてからのそりと立ち上がる。スマホをポケットから取り出すと無愛想な声で電話越しの相手に応答しつつジャケットを羽織り、足音を立てず静かに部屋を出て行き)

……あれ、いねぇ…
(スマホのアラーム音がなり目を覚ます。瞬きをして視界を晴れさせれば眠っていたはずの相手がいなくポリポリと頭を?くと、のそのそと起き出して毛布を片付ける。随分と寝てしまったが出勤時間までは随分時間があるためカフェオレを飲もうと準備をして)

………帰った。
(気だるげに欠伸をしながらドアを開け、血みどろになっているジャケットを一瞥した後洗濯機に放り込む。そしてソファーに腰掛けて一服した後冷蔵庫へと向かい、冷凍ピザの箱を取り出す。)

おかえり、うわくっさ！
(ふわりと香る血の匂いに鼻をつまめば眉を寄せ、窓を開けて換気をする。相手の様子にまたか、とため息を零せば常備菜のマリネを皿に盛りデスクに置いて)
それも食えよ。そんでその後は風呂だかんな！
(ビシッとデスクの上のマリネを指さしてから洗濯機の方へと行くと中に突っ込まれていたジャケットを取り出して「だから血まみれの服は洗濯機いれんなっつっただろ！！」と怒鳴り)

……うるせぇな…。
(デスクに戻った彼は箱からどう見ても通常の3倍以上はチーズが乗っているピザを取り出し、渋々といった感じでマリネにも箸を付ける。バスルームの方から聞こえてくる怒声に耳を塞ぎつつ食べ終わったピザの空き箱をまたデスクの上に置き、皿だけはシンクの方へ持っていき)

はぁ…ほんとに世話がやける…
(洗い終わったジャケットを干してから部屋に戻ればシンクに入っている皿に「よし」と嬉しそうな笑みを浮かべて。ご機嫌な雰囲気を漂わせたまま相手へと振り返ると「風呂入るぞ！」と声をかけて)

……。
(彼は返事を返すでもなくのそりと椅子から立ち上がって冷蔵庫から取り出したコーラを一息に呷ると空き缶をデスクに置く。その後頭をがしがしと掻きながらバスルームの方へと歩いていき)