ナレーター 2021-01-13 17:01:22 |
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>工藤先輩
へぇ、ここが先輩の家ですか……
(相手の家の前まで歩いてくると、立ち止まる相手に合わせて自分も足を止め。そこで相手の自宅をまじまじと観察しては興味深そうに呟いて。カイロをいったんポケットにしまうと、相手の後を追って玄関に立ち入り、「お邪魔します」と言ってから脱いだ靴をそろえておき。部屋を案内しようとしている相手に、「はい」と頷きながらついていき)
>宮本さん
ま、料理に失敗はつきものだよね。僕もこの間料理していたら、家が火事になりかけたし。
(クッキー作りに失敗したと苦い笑みを見せる相手に微笑みかけて。失敗は誰にでもあると慰めの言葉をかけつつ、自身の失敗談もさらりとした口調で語り。また、ぼったくりだと思われたらしく、料理のリクエストを諦めると言われると、口元に手を当てて考える素振りを見せて。そして、思いついたように口を開き、「なら、交換条件にしようか。僕が生姜焼きを作る、その代わりに宮本さんにはクッキーを作ってきてほしい…なんてどうかな?」と穏やかに笑い。代金を支払うより手間のかかってしまう条件を提示しているので、困らせてしまったら申し訳ないと少し眉尻を下げながら「嫌なら断ってもいいよ」と付け足して)
>鈴鹿さん
ありゃ、僕としたことが…間違えちゃったみたい。
(呆然とした様子の相手に小さく笑うと、自分の髪を軽く掻き分けながら、あっけらかんとした声音で述べて。その後、鞄をしまう相手へと視線を向けて、真面目な後輩に信頼を寄せつつ、「鈴鹿さん、ちょっとお願いがあるんだけど……予餞会の出し物を一緒に考えてくれないかな?」と話しかけ)
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