駄菓子屋『妖庵』夜話

駄菓子屋『妖庵』夜話

胡蝶  2021-01-10 21:30:45 
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「……ああ、いらっしゃい。」
気だるげな声と共に僅かに開いた戸の隙間から
ずるりと、白い骸骨の右腕が伸びる。
扉の前の客人が腰を抜かして尻餅をつくと戸が開き、笑い声と共に驚くほどの美貌が姿を見せる。
「…んふふ、驚かせてしもてすんませんなぁ。
ほら、入って入って。」
戸の中には奥の座敷と駄菓子が並ぶ棚、箱。
座敷に座り、算盤を弾きながら帳簿を付けている大量の包帯を巻き付けた青年が顔だけを上げ、
「……またですか?胡蝶の旦那。気安くヒトを入れるなとあれほど……」苦言を漏らすが美貌の男は気にする様子もなく笑う。
「…さ、龍は放っといて…いらっしゃい。
わざわざ開店前に来るってことは…この俺…胡蝶になんか用かいな?」

ー貴方も彼等の住む不思議な世界へー

>1 彼等の住む町について
>2 近頃『浮世』で起きている事件について
>3 彼等『妖庵』の店主と従業員について

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  • No.3 by 胡蝶  2021-01-11 08:48:46 

『妖庵』の従業員について

胡蝶…陶器のように滑らかな白い肌、糸のように細いが眼光鋭い漆黒の瞳、驚く程に整った美貌の顔立ちを持つ駄菓子屋『妖庵』の店主。ヒトを驚かせるのが好きな笑い上戸であり、奇妙な喋り方をするがヒトに対して敵意は持っていない。右腕だけ奇妙に白骨化しており、その他がすべて完璧に美しいので殊更不気味に見える。穏やかそうな雰囲気とは釣り合わない明晰な頭脳を持ち、ヒトに怪事件の解決の助けを求められている。『アヤカシ』としての分類は『がしゃ髑髏』。

龍…全身に巻き付けられた包帯の所為で肌の色や皮膚の状態は分からないが失った右目を隠すように右の前髪を垂らしている隻眼の青年であり駄菓子屋『妖庵』の番頭。とことんヒトを毛嫌いし、口が悪くひねくれ者であり若旦那のような口調で喋る。店主である胡蝶とは古い付き合いらしく、胡蝶のことだけは『旦那』と呼ぶ。妖気を消し、ヒトに紛れて暮らしている『アヤカシ』を見分けることができる。『アヤカシ』としての分類は『百々目鬼』。

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