胡蝶 2021-01-10 21:30:45 |
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彼等の住む町『妖人町』について
ヒトとは似て非なる存在『アヤカシ』達が住む『浮世』と『常世』の狭間に位置する町。彼等の中には町に住んで商売を営む者などもおり、ヒトと対して変わらないような生活を営んでいる。だが最近『浮世』で起きている事件のせいでヒトが妖人町へと助けを求めに来ることも屡々。
町の地図
【西門】…アヤカシの住む町『妖人町』とヒトの住む『浮世』を繋ぐ唯一の門。
【東門】…アヤカシのみが出入りできる門。主に納品する商品の取り引きなどに使われる。
【駄菓子屋『妖庵』】…物語の舞台。若く驚くほどに美貌の店主と包帯の番頭が営む不思議な駄菓子屋。
【呉服屋『龍染』】…主に町に住むアヤカシ達の着物を仕立てる呉服屋。蛇のような雰囲気を漂わせる店主が営んでいる。駄菓子屋『妖庵』の隣。
【定食屋『鱗凪食堂』】…無口な店主と真っ白で美しい妻が営む定食屋。時々注文と違う料理が運ばれてくる。呉服屋『龍染』の二軒隣。
【その他様々な店】…通りには玩具屋、八百屋…などどこか退廃的な雰囲気の残る店が並んでいる。
『妖庵』の従業員について
胡蝶…陶器のように滑らかな白い肌、糸のように細いが眼光鋭い漆黒の瞳、驚く程に整った美貌の顔立ちを持つ駄菓子屋『妖庵』の店主。ヒトを驚かせるのが好きな笑い上戸であり、奇妙な喋り方をするがヒトに対して敵意は持っていない。右腕だけ奇妙に白骨化しており、その他がすべて完璧に美しいので殊更不気味に見える。穏やかそうな雰囲気とは釣り合わない明晰な頭脳を持ち、ヒトに怪事件の解決の助けを求められている。『アヤカシ』としての分類は『がしゃ髑髏』。
龍…全身に巻き付けられた包帯の所為で肌の色や皮膚の状態は分からないが失った右目を隠すように右の前髪を垂らしている隻眼の青年であり駄菓子屋『妖庵』の番頭。とことんヒトを毛嫌いし、口が悪くひねくれ者であり若旦那のような口調で喋る。店主である胡蝶とは古い付き合いらしく、胡蝶のことだけは『旦那』と呼ぶ。妖気を消し、ヒトに紛れて暮らしている『アヤカシ』を見分けることができる。『アヤカシ』としての分類は『百々目鬼』。
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