匿名さん 2021-01-07 18:57:38 |
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此方も必ず毎日顔出しできるわけでもないので、あまり気にしないでください。ちゃんと来てくださっていますし、それだけで充分ですので!
それからひとつだけお聞きしたいのですが、告白、恋愛関係への移行はいつ頃に致しましょうか?現状としてお互い好意を持ってはいるけれど、伝えることができていないようなイメージでおりますが……
梨麻
>茜
そうかな?ぎりぎりになっちゃうと困るなあって思ってるだけだよ。志磨くんは凄いね、私はアラームかけないと起きれなくて。
( 褒め言葉はむず痒く、つい素直に受け取れずに交わしてしまう。有り難う、とお礼を言うのも何か違うような気がしたのだ。様子を窺うように彼へと視線を向けたときには既に此方への視線はなかったようで合うことはなく。自分だけ気にしているんだなあ、なんて少しばかり悲しくなったのも束の間、見上げるその表情にどきりとする。睫毛が長くて整った顔立ち。何でも、なんて優しい言葉。聞きたいことは山ほどあるはずなのに、いざとなると全然出てこないのは不思議なものだ。何から聞いたら良いのか、上手く整理ができない。ちらりと視線を向け、意を決して言葉を発する。自分にとっては重大なもの。告白しているわけでもないのに酷く緊張して、時が止まったような気さえした )
志磨くんって、好きな子とかいるの?
陽
>晃
被害って、お前な。
( 少しずれた受け答え。自分とは違うその感性は新鮮で、面白いとさえ思う。つい笑ってしまうのが失礼だったら申し訳ないが、本でこつんと頭を小突きつつ、小さく笑みが溢れる。見ていて飽きない。彼女のことを表すとしたらその表現が最適ではないだろうか。目を見開いて驚く彼女、固まる様子にああ、選択肢を間違えたのだろうと一時の後悔。しかしすぐに貰えた了解と勢いに止めようと。急ぐ必要はない、とそう告げる間もなく準備は終わったらしい。今度は此方が驚いて瞬きをする番で。同じく図書委員で担当している後輩へと小声で「 後は頼む 」と伝え。ゆっくり勉強するつもりがなかったわけではないが、これもこれで悪くない。息抜きも重要だ。彼女の方を振り返りつつ、図書館の扉をがらりと開いて廊下へと出て )
そんなに焦らなくても大丈──ああ、早いな。じゃあ、行くか。
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