因縁の二人

まァ、そうかもしんねェな。あいつらは、面倒見がいいいって事になるンだよなァ。そのうち、食わしてやろうか？理鶯にメシ、胃薬持ってきとかねェと腹壊すぜ。あーなるほどな、確かにその言葉には当てはまるかもなァ。…周りから言われ続ければなァ、理鶯の奴が目つき悪いなら眼鏡掛けてみろと言ってたなァ。褒めたつもりはねェよ、思ったこと口にしただけなんだけどなァ。ふっ、死にやしねェよ。…いンじゃねェの？俺は、嫉妬深いけどよ。あ？可愛いって、俺には似合わねェから。（ ふん　）それは、ただの迷信だろう。……お、怒ってねェ。一郎と一緒に過ごしてんだ、1人が嫌になる事あんだよ、会いたいじゃねェか、恋人には。…わかってるとは思うが、付けねェぞ。＿チッ、だと思ったぜ。…お前ってさ、反則だよなァ？不意打ち過ぎんだよ、ったくよ、俺も大好きだ。（相手の不意打ちの言葉に照れてしまいそっぽむくも、撫でられるのは心地よく目細め）ふ、確かにな、今更変わるやつなんざ、いねェと思うぜェ。んだよ、それ。ま、いいわ…これ以上は聞かねェ（　こく　）