因縁の二人

____一郎の奴に、愛想つかれてなきゃいいけどなァ。…丸々一ヶ月近く、返事しねェで悪かった。（　素直に頭を下げては謝罪し、）レス蹴りするのも悪りぃから、返しとくぜ。（　←）

ほんとかよ、俺は寂しいけどな。（ちら、）

あ？人を遊び人見てぇに、言うんじゃねェよ。女といるより、一郎と居る方がまだ楽だわ。嫉妬ね…するかもなァ。目の前でいちゃつかれたらよ。そうだよ、怪我しねェように注意を払えばいいだろう。…普段しねェからわかんねぇわ、一郎は毎日料理してんのか。美味いって言われたら、作りがいが出るとも、ゆうしな。俺にも、一郎の手料理食わせろよ。あーそうだよ、てめぇ相手にだけ甘えただよ。動物に好かれそうな面してるもんな、一郎くん。ヤダじゃねェよ…っ。（相手が飽きるのを待つことにし、）なんだよ、それ…俺だけってのは、嬉しいかもな。……くっ、一回だけなら、いいぜ。（上目遣いに負け、渋々許可してしまい。）悪かったよ、近くに耳があったからな、つい弄りたくなったんだよ。（　ふは、）あぁ、俺も好きだ。（　頭を撫でながら、頬は緩ませ）

自慢気にドヤってるけどよ、なんもあげねェぞ。上げありがとな。（　頬ゆるり、）