在りし日の（〆）

お世話になっております！
百合について、背後が五条の問いかけに対する伏黒のセクハラ発言の意図が読み取れず、以下のような返信となってしまったのですが大丈夫でしょうか？もし齟齬があれば教えて頂けると幸いです。

それから樹さんの今後の展開についてですが、この後樹さんを眠らすか何かして領域を出たあとに伏黒のところへ向かおうと考えているのですが如何でしょう？タイミング的にはここで虎杖と交代するとスムーズなのですが、宿儺と伏黒のあのシーンは今後の展開においても欠かせないものと考えておりますので、ご検討宜しくお願い致します！
加えて、樹さんの領域展開は今回が初めてでしょうか？文面からそのように受け取っているのですが、その辺りもご回答頂けると嬉しいです。


▼


《織笠百合》


えっ。
（何ともないありふれた質問に聞こえたが、五条の奥にいる伏黒の顔は引き攣っていて。伏黒の口から聞き捨てならない単語が耳に飛び込んでくれば、驚いて目を丸くする。教師が生徒の近況を訊いただけでセクハラ？日常会話レベルだよね？それとも、このにやけた顔がセクハラ？なんて思考を巡らせ、五条と伏黒を交互に見て）
えーっと……。なんか、試されてます……？
（またも意図の読めない展開に眉尻が垂れ）


▼


《八咫樹》


（もう時期頃合いかと思った矢先、樹の纏う雰囲気が一変、洗練された呪力が樹の内側から湧いて見えた。呪術戦の極致、領域展開。決して精到とは言えない未熟な領域ではあるが、宿儺はほぅと目を細め口の端を吊り上げる。）

あまり驕るなよ小娘。それに代わりたがらないのは小僧の方であろう。生憎、肉体の主導権は奴にある。たとえ戻ったとしても小僧は屍。結局オマエは非力故に何も守れぬまま苦杯を嘗めることになるだろう。
（研ぎ澄まされた明確な殺意。宿儺が悦ぶには十分だった。今、自らが領域を展開すればその瞬間に樹はただの肉塊となるだろう。しかしそんな無粋な真似は興を醒ます。せっかくの旨味を台無しにはしたくない。さてどうする小娘、すっと細まった双眸が樹を捉え）