真夜中のピエロさん 2020-12-28 18:46:19 |
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「...そう言う感じか。粛清、ね。...良いよ、じゃあどこかのおばかさんによって不貞腐れてるセヴンスは、もう二人が少し見ただろうし、僕とフールと二人で行こうか。相性も良さそうだし、フールから僕の異能を教えてもらえれば良いさ。」
(椅子から立ち上がると、『ミス・レディメイド』に皮肉を言いながら、自分も挙手して名乗りあげる。初めは、罠かも、と思いやめておこうかと考えたが『フール・フール』の能力の端を見た事から興味が湧いた。)
「それで?そのシュクセイをする大人って誰?因みに殺すで良いんだよね?」
(とは言え、早く話を済ませたい気持ちは変わらず、急かす様に首を伸ばしながら早口で質問を繰り出して)
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「あ、そう...まぁそれはそれで聞けて良かったよ。うん、じゃあ遠慮なく。長々しい説教よりかは良いさ、きっと。あ、先に言わせてもらうと、これは単なるエゴで人生整理する為の話。別に慰めて欲しいとかはない...いやちょっとあるかも?なんてね、さて何処から話そうか...」
(相手の話が短くとも呆気なくとも何も言わずに、自分の話を。まだ13年の時しか経ってない少年が「自分整理する」など言うのもおかしな話だが、関係ない。
とりあえず、出来るだけ。短くまとめながら。ずっと拒否し、逸らしていた記憶を読み上げてみようと思う。)
「...僕は中層部の『A』の最大で都市を脅かすほどの超重犯罪者が収監されてるオーストン刑務所で産まれた。それも処刑するよりも重い罪を犯した人、“終身拷問刑”が容れられた中心部、『特級刑務所』。...まぁ地獄なんて生温い感じの所だったかな。そりゃ寿命で死ぬまで拷問されるんだもん、溜まったもんじゃないよねぇ、定期的に拷問士に拷問されー、帰ってきても他の犯罪者にも好き放題されーって感じ。そこで産まれたのが本当に不運というか?なんでそんな所でお母さんは産ましたのかは色々文句はあるんだけど?まっ、それは置いといて。
お母さんは、良い人だったよ。優しかったし明るかった。1お母さんはお母さんだった。“だけど既に壊れてた”。そりゃそうだよね、全身に拷問の切り傷、アザ、刺し傷、火傷が、治る前に絶え間なく付けられてたし... 隣の部屋からも。食べる途中に呼び出されたりも。なんなら目の前でっ...そ、りゃ......もう...っ」
(体育座りの膝に乗せてた組んだ腕に顔を埋め、震えた息を吐き肩も震え始める。目元が熱くなりながら幻聴が回る。軽い感じで話をして、抑えようと思ったが__7歳ごろから毎日の様に聞こえていた声や叫びが反芻する様に、味わいたくもないモノを頭をかき混ぜる様な感覚が入れ混じるのを思い出してしまう。ああ、嫌だな。もう嫌だ、嫌だ嫌だ__そう思っても止まらない。今まで避けてた分抑える事が出来ず、溢れてるように記憶が出てくる)
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