加賀 2020-12-13 03:01:30 |
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ッ、駄目やないわ…!( 自嘲的なそれにハッとして、食い気味に否定すると、ぐうと自らの拳を握りしめ。柔らかくもなければ、ひらくのも面倒、おまけにデカくてゴツい男の体に触れて幸せだと口にしてくれる貴方が本当に愛おしい。いつの間にか握り締めていた拳も、不安も解け、ホッと肩の力を抜いて )いっしょに居って笑うんも、くっつくんも、…さっきみたいに繋がるんも、幸せやって思ってるのがおまえだけやと思ったら大間違いやからな。───止まらなくてええし、欲張り上等や。( 些細な事が幸せなのだと感じられるようになったのは貴方のおかげ、此方の想いも侮ってもらっては困るのだ。きゅっと口を真一文字に引き結んでから、大きく息を吸って、恥じらう様子もなく真っ直ぐに、凛とした声で言い放つと余裕綽々の笑みを浮かべ )証拠?………は、( ぴちぴちとしたトレーナーの襟元を少しだけひっぱり、中を覗き込むと、体に散る夥しい数の歯形や鬱血痕が広がる様に目を見張り。見なかったことにしようと、そっと襟元を正すと、続いてスウェットのウエストゴムに手を掛け、下着ごとほんの少しだけずり下ろして確認後、此方も無言で引き上げて。じわじわと顔を赤く染め上げると共に眉も吊り上がり、羞恥に震える声を荒げ )……~~~ッおま、な、なんやこれ!あほちゃうか?!
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寝落ちはお互い様やからホンマ気にせんといてな。…折角やからこのまま緩い正月休みを過ごす、でもええんちゃう?俺のやりたい事はこの流れが落ち着いたらの方が自然やと思うし、また提案させてな。……っはは、相変わらず大袈裟や。でも、俺も楽しい思いさせて貰てるわ、いつもおおきに。( くつくつと喉を鳴らし笑って、貴方の緩んだ頬をつつき )
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