加賀 2020-12-13 03:01:30 |
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ぁ…ッ、…ンぅ、……!( 綺麗な噛み痕が残っているのであろう、首筋がじくじくとする。そこを甘くなぞられるのは妙、ではなく気持ちが良いのだと自覚するともう駄目だった。口から零れ落ちるのは乱れた呼吸と聞いたこともないような上擦る甘い声、匂い立つ貴方の香りにくらくらとして、体が熱い。もう引き返せなくなる気がするのが少し怖い、それでも貴方とならば。熱っぽく此方を見下ろす貴方の首に両腕を回し )…──ええよ、おいで。えにし、( するりと後ろ髪に指を差し入れ、余裕を失った美しいかんばせを引き寄せて。鼻先が触れ合いそうな距離でうっそりと微笑むといっとう大切そうに貴方の名を呼んで、瞼を落としながら口付け──暗転 )
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