加賀 2020-12-13 03:01:30 |
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……可愛ええなぁ、ふふ。猫ちゃんも犬くんも勝てへんよ、お前がいっちゃんかいらし。(貪り食べるような口付けの余韻が消えない、唇を離した際に覗いた舌の赤色がぞくりと熱を燻らせ色を覚えたての猿のようにもっと欲しいもっと欲しいと欲が疼き。生々しい熱情が浅ましくて恥ずかしいのに喉が渇くような飢えとして頭を埋めるから色惚けた頭を止めるため自分の頬をバチンと叩き、熱っぽく病んだように火照る顔はそのままにでろでろと溶け切った甘ったるい猫撫声で幼子へ向けた朗読のように伝え、肩口に乗る貴方の顔へ自分の顔を一度スリと摺り寄せてから後頭部に回していたその手を使い指先で遊ぶみたいに髪に触れて)鬼教師や、海みたいに広ぉい心で育てて欲しいわ。…せやけどな、ホンマにこの制度取り入れてからの俺な、優しい人になれてる気ぃすんの。それって全部誠士郎のお陰やで(貴方の手に納まるカードを目線で追い掛けつつ、言葉にせずとも感謝を浮かべた声色で伝え)とぅんく…、無理、籍入れよか。───俺のサンタさんは力技の魔法ぶつけてくんねん、俺の心臓狙って串刺ししよる(揶揄いがほんの少しだって感じられない言葉の重みこそが正に魔法、ポーと逆上せてしまいそうになるのを絡んだ指先の感覚だけが繋いでくれて。そんな時でさえ一丁前に口を付くのはある種の悪癖、茶化し立てる様な本音で。繋ぐ貴方の手を包むようにもう片方の手も重ねて)撮る!。撮りたい!。そんでもってお守りにすんねや。せいしろの写真持っとったらしんどい時も頑張れる(ん、と鼻を向ければつけて貰う事を暗に強請り。ポケットにしまうスマホを取り出して食い気味の返事を送り)
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