加賀 2020-12-13 03:01:30 |
|
通報 |
大人になっても頑張ってるええ子んとこには来るんやで。…ちゃんと見とる、言うたやろ。( いつか屋敷で交わした約束を反芻しながら徐に手を伸ばし、はしゃぐ貴方の柔らかな髪をゆったりとした丁寧な動きで撫でつつ穏やかに告げ )まてまて勝手に決めんな…んな法律いらんし、そんなん制定する方があかんねん。……!( 先程までの笑いの余韻が尾を引き目尻に浮かぶ涙を人差し指の背で拭うと、ぺらぺらと淀みない口にあわせてテンポ良く切り返し。自分より小柄だけれど、しっかりと男らしい腕だとか、少し低めの体温、こうして近付く度にほんのり香る貴方の匂いに包まれると堪らなく安心する。甘く、幾度も紡がれる"好き"に逆上せそうになりながら、ぎゅっと両腕を貴方の背に回し抱き返すと形の良い耳に唇を寄せ、ちょっぴり恥ずかしそうに、幸せに満ちた声色で囁いて )…俺もや、縁。……スタンプカード?あんなんでええならなんぼでも作ったるよ。───そや、縁が自分で買うて持っとるやつあったやろ?今持ってるならくれへん?( きょと、と瞬くも、迷う間も無く即答すると、ふと最初は貴方の購入したカードに押印していたことに気が付いて軽く首傾げ )………いただきます。……ん!めっちゃうまいやん、( 貴方の発言は気にも留めず、手近なテーブルにプレゼントをそっと置いてから、クッキーのラッピングを解き、両手を合わせて挨拶を。少し焦げ付いたそれを一つ、大切そうに手に取っては透き通ったピンク色を光に翳し、嬉しそうに口元緩め。そのまま空いた手を皿のように顎下に添え、さくりとひと口。確かに少々焦げた味はするものの、口の中でほろりと崩れ、飴と共にとろけてゆく程良い甘さ、バターの柔らかな風味に、ぽつりと嘘の無い素直な感想がまろび出て。花でも飛ばしそうな空気を纏い、にっこりと満面の笑みを浮かべ礼を述べると、残りのクッキーを名残惜しげに見つめ )けったいなんて言わんといてや。俺のために作ってくれたんが、いっちゃん嬉しい。ホンマありがとうな。……全部食べてまうの、勿体無いなぁ。
俺も…一緒に過ごせてホンマ楽しいし、嬉しい。( こく、と肯定するように頷き、はにかみつつ告げ )そんなん我儘の内に入らへんわ、勿論かまへんで。戻るタイミングとかはまた頃合い見て相談させてな。( 小さく笑い飛ばした後、軽く両手を合わせてお願いのポーズを )
| トピック検索 |