加賀 2020-12-13 03:01:30 |
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……おはよお、気ぃついたら寝てもぉてたわ。……挨拶もしやんと待ってたやろ、ホンマ申し訳ないわ。…また時間作れそうな時声かけるし、誠士郎も教えたってね(布団の中で身じろいで重たい瞼を持ち上げれば大きな口をぱっかりと開いてふわぁあと抜けた欠伸を洩らし。ぐぐ、と寝固まった体を伸ばしてから隣に眠る貴方を見ると、寝落ちしてしまった事に眉を下げて悔やみ。綺麗な寝顔を前にすると、何度繰り返しても度を過ぎた幸せが自分にとって都合がいい夢に見えて不安が影を落としてしまう。そんな恐れは貴方の指に光るピアスが消してくれて、ほんの少しだけ、ついと浮かんだ不安に対して)………あほらし。(愛が隠しきれない愛おしさの浮かぶ声でそう呟けるまでには貴方が隣にいることが当たり前と認識出来た。端正な顔の作りを楽しむように手の先で頬を撫でてから離れるのが嫌だと渋る気持ちに折り合いを付けて鼻先に口付けて)ほなね、仕事行ってくるわ。誠士郎も頑張りや、……ちゃうな。無理せん程度にかましたり!(頑張れと言わなくても頑張りすぎてしまう愛しい恋人だ、言い換えればその頭をぽんと撫でてから仕事に出向き)
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