加賀 2020-12-13 03:01:30 |
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おん。ん、ありがとお。……(求めていた言葉を貰えばその単語を味わう様にむぐと空っぽの口内で歯を合わせ、柔和に微笑み一度だけ頭部を縦に振り)……、(ジャケットが無くなり軽くなった半面で寒くなった体が芋虫のようにもぞりと動き布団の中へ逃げ込んで、背を丸くし腿の間に両手を挟んだ格好で猫の子のように身体を小さくし布団にすっぽりと隠れ、未だ浅い微睡に居た意識が貴方の声で引き戻されると布団から少しばかり顔を覗かせて、貴方が持つ沢山の荷物が全て自分の事を心配してくれてのことだと思えば嬉しくて擽ったくて申し訳ない反面に幸せを覚え。何よりも本当にすぐ戻ってきてくれた事が不安も心配もしんどさもかき消してしまい、ふへと気が緩む様な和らいだ笑みを口元に浮かべ)……兄さんえらい荷物多いなぁ、ここでお店開きすんの?(ぐずる不安も必要以上の強がりもなりを潜めた穏やかさで軽口を。動きはまだノロノロもぞもぞと力が入りづらい様子で引き摺りつつ遅い動作で体を起こし)先、薬貰てええ?……日本の薬は最強やからね、飲んだらすーぐ熱なんか下がんねや(布団に包まり体を温めたからか、襲う悪寒は少し落ち着き。色々運ばれている中でお願いするのは普段から空きっ腹に薬を飲むことが当たり前なのが露呈する発言で)ほんでお着替えも持ってきてくれたん?これ引っ付いて嫌やってん。ありがとうね(張り付くシャツが気持ち悪く、鈍臭い指がボタンを外してぼぉとする意識でも浮かぶのは感謝の気持ちか。目じりを下げつつシャツを脱いで部屋着に手を伸ばし)
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