加賀 2020-12-13 03:01:30 |
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別に最低やないやろ──向上心のある旦那で助かるわ、( そんなに強く咎めたつもりはなかったし、貴方の世話を焼くのは好きだからそのままでも構わなかった。けれど、己のためを思ってくれる貴方が愛しくて目を細めると、座している隣に立ちわしゃりと髪を撫でてから一言、柔らかく告げ )そうか?ちゃっちゃと作れるもんしかないで……はい、乾杯、( そのまま隣に腰を落ち着け、チラリと並んだ料理を一瞥し首を捻りながらも、喜ぶ貴方の様子に目尻を下げては、並ぶ色とりどりの缶に視線を移し。暫く迷ってから最初は赤い苺のイラストが描かれたアルコール薄めのそれを手に取り、貴方の缶とぶつけようと差し出して )
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