ユノアの塔（ダンジョン探索/戦闘/日常/3L可）

「私は騎士。何があろうとあなたとの約束を守ると誓いましょう。エイダ・ファウストの名にかけて」
「私も元の世界への帰還を願う者の一人よ。あなたに引けない理由があるように、私にも元の世界で守りたい者がいる。――武器を取って。勝負しましょう。手加減はいらないわ」

【出身世界】剣と魔法の世界（魔法が発達している代わりに科学技術は発展していない、文化文明は中世ヨーロッパに酷似している）

【名前】エイダ・ファウスト
【人種】人間

【職業】元の世界では女騎士であり、近衛兵の一人として小国の第二王子を守っていた。いわゆる側近。ユノアの街に来てからはお金を稼ぐために用心棒をしたり、酒場のお手伝いをしたり、クエスト等をこなして過ごしている。

【性別/年齢】女/20歳

【身長/体重】160cm/46kg　

【容姿】金髪のロングヘアをポニーテールにしてまとめており、毛先はくるんとリスの尻尾のようにカールしている。サイドは顎くらいの長さの横髪を垂らしている。瞳の色は純粋で混じり気のない純粋な青。切れ長の目。訓練で鍛えたために身体は筋肉で引き締まっているが、女性らしい凹凸のある体型をしている。服装は大体が細身の黒いスラックスに黒のロングブーツを履き。黒のインナーの上から、裾が長めで首周りがV字の白いチュニックを着用。腰の辺りで革の太いベルトを締めている。寒いときは防寒具として元の世界で着ていた騎士用の青いロングコートを羽織る。

【性格】冷静で実直な性格。何よりも騎士道を重んじており真面目で誠実。悪くいえば頑固。だが融通が効かないわけではなく、相手の気持ちを汲んで行動することは出来る。話し方は誰に対しても丁寧で、目上の者や年上に対しては必ず敬語を使うようにしている（相手がタメ語の方が良いという場合は相手に合わせる）。しかし、仲が良くなると扱いがだんだん雑になったり、よく笑ったりするように。騎士ゆえに冷静さを保とうとするが、焦ると周りが見えなくなるという欠点がありまだまだ未熟者である。

【旅人としての性質】風系統の魔法。竜巻や突風、真空波を放ったり、自分を宙に浮かせて空中闊歩することができる。しかし放つ技が大きければ大きいほど消耗が激しいことが欠点。また、剣に風をまとわせて戦ったりすることも可能。
　所持しているアイテムはロングソードとバックラー。剣は刀身の幅がやや広く先端が尖っているため、斬撃性能と刺突性能を充実させている。外観は刀身は銀色、グリップと鞘は濃紺で同色。バックラーは小型の円形盾で、腕に着けて攻撃を防ぐ。色は銀色で中央に自国の紋様がある。局所的な攻撃を防ぐことを得意とするが、全身攻撃を防ぐことには向かない。また、バックラーにおいては魔法がかかっており、持ち歩かずとも呼び出すことが可能。

【概要】『ウェルツブルク』という中西欧の、比較的温暖な季節的気候に恵まれた国の出身。ウェルツブルクでは騎士が軍人・警察官の総称であり、騎士は規定の試験を突破し、武芸に秀でた者を指す。またエイダのいた世界では魔法は25歳から衰えていくため、若者が王家の側近に選別されることも珍しくない。
　エイダは代々騎士の家系であるファウスト子爵家の令嬢として生まれ、本来なら女は政略結婚で身分のある貴族に嫁ぐのが通例だが、男が生まれなかったためにエイダが騎士になることに。最初は嫌がらせを受けることもあり、女の自分が騎士になることに苦痛を感じていた。しかしそこへお忍びで偶然通りかかった第二皇子の一喝で事が治まる。また時々様子を見に来ては相談事を聞いてくれたりし、一介の騎士にまで気をかける第二王子の出来た人柄にいつしか尊敬の念を抱くようになる。そして恩返しがしたいと思い、彼の側近になることを目指し始める。
　並ならぬ努力の果てに側近になることは出来たが、第二王子は実は女好きのちゃらんぽらんな性格で側近としての気苦労は絶えない。ユノアの街に来る前も、無断で城を抜け出した第二王子を他の側近たちと一緒に捜索しているところだった。第二王子が酒場で両手に女を侍らせて酒を飲んでいる姿を発見し、エイダの怒髪天を衝いたその瞬間第二王子の真下に穴が現れる。それを助けようとエイダは第二王子を突き飛ばし、代わりに穴に落ちてユノアの街に来てしまう。第二王子に一喝（叶うのならば一発、拳を）入れなければ気が済まない、という理由（忠誠心込み）から塔を登って元の世界に帰ることを願っている。
　ちなみにユノアに来てからは一ヶ月あまりしか経っておらず、今はお金を稼ぎながら一緒に塔を登ってくれる仲間を探している。

【備考】仲間と一緒に塔を登ることが希望ですが、のんびりユノアでの日常を描いたりお祭等のイベントに参加するのも楽しそうです。酒場で一緒になって意気投合したり、同じクエストで協力して魔物を倒したり、ギルドやパーティを組むみたいに仲間になって冒険したり等。また、他の参加者様のご希望に沿って動かしていきたいとも思っております。


（/素敵な設定につい指が止まらず長々と書いてしまいました…！keepなしですが大丈夫でしょうか。よろしければpfのご確認お願いします。）