ご愁傷様、水野くん【〆】　

（　この季節の朝は辛い。一人暮らしのアパートは古く保温性が無いので、とにかく布団から出るのに苦労する。それでも習慣とは恐ろしいもので、ジョギング、朝ご飯、朝支度を黙々とこなしてしまえばもう寒さはさほど気にならなかった。
アパートを出ながら、今年度から急に任命された生徒指導も板に付いてきたな、と考える。一向に生徒と距離が縮まらない気がするのが少し寂しいが、昨日指導した生徒の様子を思い出しては『　ふふっ、　』と可笑しそうに笑って。あれだけ言っておけば今日はきっちり校則に則った服装で来てくれるだろう、と期待しいつもより幾分か軽い足取りで校門へ向かったのを覚えている。まばらに登校する生徒達の中に暗めの茶色頭が見えて、ぱ、と成人男性にしては屈託の無い笑顔が浮かんでいた。キラッと耳に光るものを見るまでは。　）

おはよう、水野くん。さて問題です。今日も君の耳に付いてるソレ、なぁんだ？
（　校門を横切っていく相手の表情はどこかソワソワわくわくしているようでこちらに気付いていない様子。気配を消して相手の背後から近寄れば、ピアスの付いた耳元へ、おちゃらけた調子の問いかけと裏腹に身体の芯が冷え込みそうな低い声を吹き込んで　）


（　／セリフ以前に蛇足な長文をつけています…テンション上がってダラダラ書いただけのものなので読み飛ばして、セリフ以降だけに反応してもらえれば問題無いです。

毎回可愛いロル返にありがとうございます！トゥンクし通しです(真顔)全部返したかったのですが、導入でがっつり絡みたいので蹴らせて頂きました。分かりやすい導入ですし、季節も冬で今時期と体感一緒で入り込みやすくて助かります！お任せして間違いなかった…本当にありがとうございます。今回の場面以外でも、今後やっていきたいシチュエーションやイベントが思い付けばいつでも言って下さいね！　）