生徒指導の先生 2020-12-02 09:14:02 |
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( ウサギが跳ねるように校内へ逃げていく相手のすばしっこさに感心しつつ、肉食獣にでもなった気分だ、なんて少し不穏な事を思いながら追いかけ。障害物を跨ぐように避け、玄関で自分も外履きを脱げば、少し迷った末、来客用のスリッパを拝借して。玄関でのタイムロスで遠くなった相手の背中が階段の方へ消えたのを見て、慌ててパタパタと消えた先へ向かい。
と、何か床にしては柔らかいものを右足で踏んでしまっては足はそのままに視線を下げて。踏みつけているソレが先程見失ったはずの相手の身体だと気付けば目をぱちくりと瞬かせ。 )
わ、水野くん。そこはお布団じゃ無くて床だよ?
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そりゃ残念だったね…って本当にちゃんと勉強してる…すごい。ふふ、頑張ってるね。
( 指し示す方向に先程生徒会メンバーが残っていた事を思い出して頷き。得意気に掲げられた教科書へ目を遣れば自分の担当教科で。机上のノートに自分が教壇で教えた内容が、学生らしい少し癖の有る字で綴られているのを見れば感慨深く、嬉しさに素の顔でふわりと微笑み相手の髪を優しく撫ぜて )
( /お返事また遅れてしまいすみません…!
前回のご褒美が文房具なところで先生のセンスの無さはお察しかもしれませんがね…!(白目)
安心しました!いえこちらこそ読解力無くて申し訳ないです…
それでは一旦背後は消えようと思います。気になった事や聞きたい事がございましたらいつでも言って下さいませ!(PLレス不要) )
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