Black cat ... 〆　

返事が遅くなってしまい申し訳ありません…！



クロ先輩の方が呼びやすい。（　彼と付き合うようになる前から二人きりの時に限らず、名前の呼び方に関しては言われてきた。校内であれば同級生達を理由にできるのだが、今は二人きりのデート中。いくら照れくさい、もっと好きになってしまいそうで怖い…からと言って断る理由が中々見付からない。それでも何とか理由を見付け出し応えるも、納得はしないだろうと思いつつ、頭を撫でる手の心地良さに絆されるかのように甘えた表情が無意識に浮上する。然し、彼の方が先に我に返ったのを感じ取れば少々の余韻。それでも、続く言葉でパッと雰囲気は明るくなり、のんびりとした彼の歩調は自分に丁度いい歩調で、続くように歩き出す。絡みついたままではさぞかし歩きにくいだろうと、腕を少しだけ解き手を添える程度に留めながらも、離れる様子は無いまま「 パンケーキ 」目標、と言わんばかりの様子でぽつり呟き　）