アルル/オリジナルエックス/フレン・シーフォ 2020-11-27 16:55:47 |
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》ナーエの森→ラクティ街道all
【切歌】『…あ、歩き続けてもう足が棒切れの様になっているデス…』
(そう言いながらトボトボと疲労感満載の表情をしながら歩くデス口調の少女。歩き続けていた証拠かせっかくの制服のあちらこちらに木の枝や葉っぱが引っ付いていた)
【切歌】『調~…大丈夫デスか~…?』
(自分の後ろから着いてきている黒髪ツインテールの少女に振り返って語りかける切歌。そして調と呼ばれた少女もやはり歩き続け疲労していて、肩で息をしながら目線だけ切歌に向け)
【調】『私はまだ何とか…き、切ちゃんこそ…ハァ,ハァ…大丈夫…?』
(逆に切歌の身を案ずる調。長い間一緒にいたかその言葉だろう。案じられた切歌はその場でバターンと大の字に寝そべり)
【切歌】『あー!もう、何がどうなってるんデスかー!!下校の為に扉開けたとたん森の中に放たれるってどういう事なんデスかー!!』
【調】『確かに…ハァ…扉も無くなって……あれ…?』
(じたばたする切歌を見て少し苦笑いする調だが、自分自身もまだ少しは混乱していた。そんな時、調が何かに気づいた。切歌もそれに反応し調を見て問いかけ)
【切歌】『ん?調、どうしたデス?』
【調】『いや…あれって…』
(調が指差した方向を一緒に見るため立ち上がると調の隣に移動して目を凝らし、二人の目に飛び込んできたのは【出口】とかかれたぼろぼろ標札。すると2人は声を揃えて声をあげた)
【切歌】【調】『『で、出口(デス!!)!!』』
(二人は最後の力を振り絞り走った。走った先には出口の標札。そして、出口を抜け二人の目に飛び込んできたのはいつもの下校道……ではなく、また知らぬ場所。【ラクティ街道】だった。二人は呆然と立ち尽くし、ラクティ街道を眺めた。切歌は今にも叫びだしそうな表情で。調はただ無表情で眺めていた。)
(/許可ありがとうございます!)
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