俺の彼女が１番かわええんや！（　双子×創作彼女　）

　　　朝倉　莉央


　柚！おーありがとうな。こっちは、勝手に寄ってきたで。柚センサーでも備わっとるんか？　（　　旦那と言われれば満更でもない顔で礼を。　その後、自身の近くの席に座る幼馴染の旦那へ視線を向け、やや首を傾げながら。　正面から抱きついてくる我が愛しの彼氏へと意識を向け、少し苦しくもあるが嬉しいハグに応えるようにポンポンと背を優しく叩き。　質問に答えながらお重並みの弁当箱を取り出し　　）　今日は、シャケのおにぎりと唐揚げやで！　治もいっぱい食べえや。　そんなん言うたら、治のがかわええし、かっこええよ。




　　　　宮　侑


　ユズー！何や、めっちゃ嬉しいわ！　（　　片割れと共に現れた彼女に、もう周りなど見えていませんと言った様子で彼女の名を呼ぶ。　彼女が座る前に腕を引いては、自身が座っている上へ座らせ歓喜の言葉を。　数時間ぶりとはいえ、こんなにも愛おしく思い、キュッと腕に力が入る。　後ろから彼女を抱きしめるように、彼女の可愛らしい言葉に頷きながら返事をして　　）　食べる！食べるに決まっとるやろ！俺は世界一の幸せもんやな。　可愛い彼女に、愛妻弁当。　はあ、柚、ほんま大好きやで。