参加者 2020-11-01 10:31:10 |
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>恋雪
「了解。しかし教会はちと手間だな。向こうも監督役なら魔術についてずぶの素人って訳でもあるめぇし、まぁそこら辺を上手くやるのが俺の仕事なんだがな」
この島の教会関係者がどれだけ魔術について知っているか、これに関してはある程度頭に入れて行動するべき事である。どうも魔術師と教会は仲が良くない、というより表沙汰にしないだけで結構やり合っているらしい。わざわざこんな島の中で余計な敵を増やす必要も無いだろうし、仕掛けるには慎重すぎるという事は無いだろう
「聖杯戦争が本格化する前に仕掛けとく場所と、本格化してから仕掛ける場所に分けるとするか。んで、ちと仕掛けるには分が悪いが日中に仕掛けるってのはどうだ?」
それならマスターから離れていても危険が及ぶことは無いだろう。衆人環視とは言わずとも日中にマスターを殺すなり戦闘をするサーヴァントはそうそう居ないだろう。居るとすればそれは『秘匿』を重要視する他の魔術師から聖杯戦争関係無く敵対視されるだろう。結果として日中に目立った動きをするマスターはほぼ居ないと言えるだろう。
「どっちにしろ仕掛けるのは明日が良いかもしれねえな。だが・・・男一人で行くにしちゃちと場違いな場所もあるからなぁ。出来れば男女で居た方が怪しまれない場所もあるんだがなぁ・・・」
砂浜に男一人、移動しながら何かするという光景は些かもの悲しくも思うし、今後聖杯戦争が本格化すれば終結するまでは満足に落ち着ける状況など無くなる。それなら今の内に多少なりとも心の滋養を蓄えておくべきだと少しばかりの老婆心と共に悩みこむフリをしてみようか
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