スー‥ん゙~~っ!……ぇあ、? (頬を撫でるそよ風の心地良さと、金平糖の海を泳ぐ夢に“にへら”と口角を上げつつ眠っている。が、段々と近付いてくる木製の床特有の足音と、聞き馴染んだ野太い声に夢の邪魔をされて眉間に皺を寄せつつ唸り、悪い目つきのままのそりと瞼を開き。さすれば目の前に師範の顔があり、驚き故に間の抜けた声を発して口を開けて硬直していて。)