双葉 弥 2020-10-13 19:42:29 |
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(思っていた通り、どうやら相手は湯当たりしたようだ。扉越しの脱衣所からはあまり正気ではない声色が聞こえてきて、やがて脱衣所から出てきた相手の足取りが覚束ないであると本当に大丈夫なのだろうかと心配して。しかし、その心配も一瞬で弾けてしまうような言葉を囁かれると、思春期の頭では先輩が入った後の風呂ということをいやでも想像してしまい、頬を赤らめては相手を先に入らせてしまったことを後悔して。しかし、実際自分が先に入ってしまっていたらそれはそれで相手を興奮させてしまうだろう。どちらも地獄だと逃げ場がないことに項垂れて。気を取り直して、今日は色々とあって疲れたのだから風呂に入ってリフレッシュしようとすれば、脱衣所に転がっていたのは相手の下着。ということは相手は今自分が貸しているパーカー一枚を身につけているだけ。ここに来てまで心休まることはないのかと羞恥心と苛立ちをぶつけるかのように相手の下着を洗濯機にぶち込んで。とことん散々な日々だと、体、頭を洗って湯船に使っては10秒は続いたであろうため息をついて。)
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