双葉 弥 2020-10-13 19:42:29 |
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あら……そうなの。そうなんだ。ふーん……。(1人の日が結構ある。と聞けばニヤけそうになるのを必死で抑え込む。彼にとっては失言。自分にとっては朗報。しかも彼は発言に気付いていない。体のガードは固いかもしれないが、言葉のガードは緩いのかもしれない。もっとも、先ほど本音が口走ってしまった自分が言うのも何だが。)いいの? じゃあお言葉に甘えて、先に行くね。(結婚発言は大方の予想通り、スルーか。苦笑いしながら相手に譲ってもらった風呂に向かおうとする。その時、スルーされたと思ってた結婚の件で彼が答えを寄越した。状況が安定してから。つまり成人して自分が高収入になれば結婚してくれる?そうすれば2人は幸せになれる。 一瞬、目をパチパチさせると嬉しそうに笑い。相手とは真逆の、歪んでいるとも言えるような考え方がまた一つ生まれて。自分との将来のことも考えてくれるなんて!今すぐ彼に抱きつきたくなったが、ぐっと堪えて。)一緒に入る?(相手の背中にからかうように言葉を投げる。静かに笑うと彼の反応を待たずしてお風呂に向かう。洗面所で服と下着を脱ぎ、まずはシャワーを浴びる。熱いシャワーに打たれていると心が落ち着く。髪や体を洗い、湯船に浸かる。思わず「ふぅ」という声がでた。最近は色々なことが起こっている気がする。いや、彼と出会ってから色々なことが起こっている。今までの彼との出来事を脳内で再生する。どれも鮮明に覚えている。そうして回想にふけってる間に時間は過ぎ、のぼせてしまい、ふらふらの足取りで風呂場から出て。)
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