双葉 弥 2020-10-13 19:42:29 |
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ふふ…(ほんのり頬を赤らめる彼は子供のように愛おしかった。冷静じゃないのに冷静になろうとする姿に頬が緩む。度が過ぎると学校の時のような思いもよらない仕返しを受けるため、これからは事故と装ってからかえばいいのでは、という新たな発見もあった。食卓の準備をしている彼の背中に抱きつきたいなどと思ったがやめておこう。ご飯を食べて、お風呂に入ってから、とびきり可愛がってあげよう。相手の後ろでニヤリと笑い、相手の向かい側に座って。)いただきます。……(いただきます。とは言ったが料理には手を付けず、彼の顔をじっと見つめる。自分で作った料理。美味しいと言って貰えるか気になり、相手の感想を聞いたから食べることにしたのだ。)
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