双葉 弥 2020-10-13 19:42:29 |
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…っ、馬鹿なこと言ってないで早く済ませますよ。
(キャベツを皿に盛り付けている途中、相手が夫婦のようだと呟く声が聞こえればドキリと心臓が跳ね上がるが、これまで相手から散々そうやって顔を赤くさせられてきたため慣れたらしく、今回はなんとか踏みとどまって平静を装って。しかし、乗り切ったと思って安心していた束の間、相手が自分を挟んだところにあるごま油を取ろうとすると自分の腕に相手の胸がふよんと当たった。)
なっ…!
(昨日も味わったその悪魔的な柔らかさ。その柔らかさに思春期の頭は爆発寸前で、先ほど変なことはするなと言ったばかりなのにと怒ろうとしたが、相手はあくまでごま油を取ろうとした。それを思うと怒ることができず、セーフではないがあくまで事故なのだ、と自分に言い聞かせて。そして、そんな悶々とした自分の気持ちを何事もなかったかのように味噌汁に一工夫加える相手を忌々しげに思いながら「今度試してみます。」と、必死に冷静を装いながらも頬をほんのり赤らめ、2人分のご飯を茶碗によそい、そして出来上がったらしい味噌汁、回鍋肉、そしてキャベツのサラダを食卓に並べて席につき。)
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