島 国 同 盟　/　〆　

菊…？ココで合ってるよな…？（キョロキョロと辺りを見渡して相手を探し）

ええ、合ってますよ。此方へどうぞ( 彼の声が聞こえれば自然と頬が緩み、軽く手招きして )

おっ、いたいた！（声が聞こえると表情緩ませ相手の方へ歩み寄り）改めて…よろしくな。

此方こそ宜しくお願いします。…何だかこうして改めて二人きりになると照れますね…( 頭を下げた後照れ笑い浮かべ、人差し指で軽く頬を掻き )

そっ、そうだな……さっきまですげぇ恥ずかしい事してたのにな（相手につられて照れてみせるも、先程の行為思い出しニヨニヨ笑み浮かべ）

嗚呼、思い出しただけで顔が熱く…アーサーさんは意外と積極的にくるタイプなんですね( 真顔でぽっと染まる頬に両手の指元だけ軽く添え、そのままの状態で見つめて )

何思い出してんだよ…ヤラシイやつ。一々反応が可愛いお前が悪いんだって…（笑み浮かべたまま赤くなった相手の顔を覗き込みポツリと漏らし）…これでも理性抑えてる方だけどな…

ッ、ヤラシイって…そんな事言う貴方の方がヤラシイです。それに可愛くなど…──え、( 更に顔を赤くしポコポコと煙出し乍珍しく怒るも威力皆無で、相手の呟きが聞こえれば目を丸くし ) そ、それはどういう…

ははっ、怒ってる菊も可愛いけど…ごめんなdarling、許してくれ…な？（珍しく怒った様子を微笑ましく見つめるが、優しく抱き寄せ素直に謝罪し）あっ、いや…こっちの話だから気にすんなッ。積極的なのは嫌か？

っ…い、意地悪な貴方も好きですけれど……嫌な訳無いですよ！ドキドキして心臓が持たなさそうですが…(赤い顔を伏せぽつりと呟くも控えめに衣服を握り、伏せていた顔を上げれば食い気味に否定しつつ目を逸らし呟いて)

そりゃあ良かった…だけど、そんな事言われるともっと意地悪したくなっちまうな（ニヨニヨ笑み浮かべ相手をジッと見つめながら舌舐めずりしてみせ）

～ッ、…好きとは言いましたが私に被虐的な嗜好は無いです…(相手の仕草にどきりと胸が高鳴り視線を逸らすも、言葉とは裏腹に何処か期待含む表情を浮かべ)

ぶはっ、それもそうだな！虐めて下さいって言われても俺も困るしな。冗談冗談ー…（思わず吹き出して笑うと、抱き締めていた手を離してポンポンと頭撫でてみせ）

そうですよ、そんな趣味有りません…(大人しく撫で受けつつ冗談という言葉にあからさま物足りなさそうな表情に一変し／)

分かってるって…だけど、なんでそんな物足りなそうな顔してるんだよ…（相手の表情に気付けば、うっとりと見つめて相手の唇を指でなぞり上げ）

っ、な…何のことですか…(図星を突かれては一瞬目を見開き、唇なぞられると再度頬に熱が溜まる感覚を覚えつつ目を泳がせ)

…ホントは意地悪されてぇんじゃねぇの？（クイッと相手の顎を掬うとそのまま顔を近付け）素直に言わねぇとこのままキスしちまうぜ？

っ…！……キスもされたい、のですが…──い、意地悪もされたいです…(顎を掬われ相手と視線が重なれば動揺し、目を合わせられず視線を逸らすと真っ赤な顔で本音を告げて)

ははっ、すげー素直。じゃあ褒美にくれてやるよ…（意地悪げに笑み浮かべてそのまま顔を近付けると、わざと唇外し口端に口付け落とし）

っ、な……(徐々に瞼を伏せるも予想とは違う所に口付けを受けてはぱちりと目を開き、少し悔しそうにすれば背伸びをし此方から口付けようと顔を近付け)