奏歌 翔音 2020-10-12 08:45:44 ID:5762b1903 |
|
通報 |
>月宮さん
筆戯「およ?私の名を呼んだかロリータ!」
律「初対面相手にロリータ呼びとか失礼にもほどがあるだろ。……何となく言わんとしてることはわかった。そうだな……たぶん俺たちと、君のいた世界は別だ。根拠のない勘だが……まぁ間違ってはないと思うぞ。」
ロクシード「まぁたぶんよ、嬢ちゃんのところにも俺たちと似たやつはいると思うぜ?そうだなー……流れ着いた別世界の俺っぽいやつは何人か見かけたんだけど、大体どいつも名前に共通項があった。愛称か、名前自体が同じで、体格と見た目が似通ってることだ。俺の場合だと……背が高くて、ざっくりとした性格で、名前が「ロクシード」か……愛称と同じ名前の「シド」なら……何つったっけ?」
シオン「並列同魂ですね。」
ロクシード「それだ。そういう感じのやつがいるはずだ。……たぶんでかけた筆戯の名前といい、あったことがあるんじゃねーか?」
と、みんながそれぞれ語る。確かにここにいる三人は月宮さんのいる世界に似た名前で存在し……現に月宮さんは二人と面識がある。ロクシードも、よくみればシドより少し背丈が高く、シドが年を取れば……そういう見た目になってもおかしくない、という感じだ。
もふも「もへやー。まあ難しいことは気にしなくていーとおもうよー。もふもはもふもー、ってだけだからー。」
ロクシード「そりゃ違いねぇ。つまりは気にしなくていいのさ、もとい俺らは死んじまったし、今さらどの世界にも移動できねぇ……ここでゆっくり時間を過ごすのも、わるくねぇさ。」
律「まぁ、ここにいない二人……『ルカ』と『ミツキ』がどうなったかは気になるけどな。」
筆戯「まあでもその二人なら生き残ってるんじゃない?案外よーじょちゃんの世界に流れ着いてたり…?」
と、みんなが楽しそうに話す。彼らはどんな風に死んだのかはわからないが……少なくとも今を、楽しそうに生きている。
シオン「……まぁ、ここは夢の世界のひとつに過ぎませんが……ある意味は、流れ着いた人々の憩いの場のようなものですよ、この通り。だから貴女も、ここでゆっくりしてみてもいいですし……帰りたい場所があるなら、現実に戻っても構いません。そちらの世界からこの世界へわたれるようになったと言うことは……またいつでもここへこれるはずですよ。」
| トピック検索 |