カミサマ 2020-10-10 21:17:14 |
通報 |
(了解です!)
>all
……いい天気だ。
(特にあてもなく歩いていた赤髪の彼は空を見上げると眩しそうに目を細め、右手を目の前に持っていって少しだけ口角を上げ。だがそれも一瞬、すぐに表情は暗く戻り静かなため息を唇の隙間から漏らしたかと思うと彼の脳内に最愛の姉を見捨てた記憶が駆け巡って。「…ごめんなさい、姉さん…僕が全部悪いんだ…姉さん…」彼は急に頭を抱え込むと白衣の裾が汚れるのも構わずその場にしゃがみ、幼い子供が嫌だと駄々をこねるように頭を左右に振り)
トピック検索 |