どこへ行くのか/〆

…うん、入ったあとに気付いたんだけどね。こう言うの置いてあってさ
(そう言って取り出したのは……水着。そう、思わず入ったこの場所はラブのホ的なアレで←)

…い、いやいや！いつもの冗談ですよね？
(ここがそういう場所だと気づくと、真っ赤な顔になって、いつもの冗談ですよね？と訊いて)

まぁラ◯ホっていうのは冗談だけど、ほら、外にプールが付いてるらしくてね
(ゲフンと咳払いをしてから外にある温水プールを指差して)


(/すいません、流石にラブのホはあれかなーと思ったのでこっちに変えました…←)

あ、ああ…ほんとだ、大きいプール…って、結局水着着ることになるんじゃないですかぁ。
(びっくりしてからプールの存在を知り、もっとちゃんと周りを見るべきだったと後悔しつつ、結局水着を着ることに寝ると気づいて抗議し。)

ははは…うん、いつもの調子が出てきたね。やっぱりルキはそうじゃないとね
(いつものように言い返してくる『らしい』ルキに戻ったのを見て嬉しそうに笑い)
まぁ折角だし遊んで行かない？ここなら僕ら以外に水着着てる人も見る人も居ないしさ。海よりも気兼ねなく遊べると思うよ。ま、僕が君の水着姿を見たいっていうのも勿論あるけど
(どう？と尋ねて)

むー…。ちょっとだけですよ
(恥ずかしくて視線が合わせられず、少し目を泳がせて、ちょっとなら、と応え。)

そうこなくっちゃね。はいこれ、じゃあ僕は向こうで着替えてくるから
(そう言って水色のビキニをルキに渡して自身は洗面所の方で着替えを済ませて)
……ルキ、もういいかな？
(洗面所の方から着替えているであろうルキに対して声をかけて)

あっ、はーい！
(少しピチピチしている気がしてうーん、と鏡を見ていると声がかかってきて焦りながら、下着や服を隠して返事をして。)
大丈夫です！ちょっと、小さくないですかね？
(コレ、大丈夫ですか？と水着を見て訊き。)

…普段はマントを羽織ってるからあんまり気にしてなかったけど、ルキって結構サイズがあるんだね…驚いたよ。確かに少し小さいけど、僕としてはそのままの方がちょっと嬉しいかな
(年齢相応のサイズの水着を選んだつもりだったが、胸元の辺りが少しキツそうに見えて。思わず視線が釘付けになってしまいそうになって)

はっ？！何言ってるんですか？！セ、セクハラですっ！！
(ばっと胸のあたりを両手で隠して、騒ぎ。)
真面目な顔して何言ってるんですか！

いやぁ…何だかずっと子供だと思っていたからさ
(いつものように非難を浴びればハハと苦笑しながら頬を掻いて)

もう私だって18歳なんですよー？うーん。
(子供っぽいかな、なんて自分のツインテールを見て思い、プールの間だけ1つにまとめてみようかとツインテールをほどいて、一つにまとめなおして)

そうか、そうなんだな…君と出会ってもうそんなに経つのか……
(しみじみとそう思いながらふと見ると髪を一纏めにしたルキが居て。普段とは違う髪型に少し戸惑いを感じるも、それは決して心地悪いものではなく)
……似合ってるよ、ルキ。成長したね
(フッと笑いながらいつものように頭を撫でようとするが…手を引っ込めて。一人の女性としてルキを少し意識しているような気がして)

ふふ、何ですか？急におじいちゃんみたいなこと言ってー
(やだなーと愉快そうに笑ってから、行きましょうか、とプールへ向かい。)

実際そんな心境かもしれないな…僕はずっと君の保護者だと思っていたから
(育ってくれたことは嬉しくもあり、同時に一緒に居るための理由が無くなることでもあって。少し複雑な心境ながら、なるべく表に出さないようにしつつプールに入っていって)

…。ううん、ロニさんは保護者なんかじゃないです。
(保護者、という言葉に一度黙るも、ふいっと顔を上げて、満面の笑みで言って。)
ロニさんは私のす…、いえ！何でもないですけど！ていうか、保護者ならセクハラ発言しないでください！
(言いかけた言葉を飲み込み、ぶんぶんと顔を振って、セクハラするなと繋げ。)

それはそれ、これはこれ
(セクハラ発言を咎める声に対してそう言って←)
まぁもう保護者とは言えないな、君を異性として意識してしまったんだから
(そう言うと一度水中に潜り、少し泳いでから顔を出して)
ふぅ…ルキ、君は？
(プールサイドに腕を組みながら顔を置いて、ルキの方を向きながら尋ねて)

…えっと、それは…どういう…
(突然の質問に戸惑い、こんな返答しかできずに焦りまくって。)

これからの僕達の関係をハッキリとさせておこうと思ってね…僕は君のことが好きなんだ、愛してる…ずっとこれは親子の愛情のような物だと思っていたけど…そうじゃない、一人の女性として君のことが好きなんだ
(焦らなくていいよ、と優しく声をかけながら。自分の想いを告げて)

……私も、ロニさんが、好きです…
(ずっと子供だと思われていた相手に素直に言われ、耳まで赤くして応えると、目が合わせられず顔まで水につかってブクブク泡を出し。)