常連さん 2020-09-23 07:17:25 |
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あ、すみません…お願いします。
(ぺこりと頭を下げ、左手にぶら下げていた荷物も相手に手渡すと母親の方へ駆け寄り、車椅子のハンドルをしっかりと握って。「…お帰りなさい、カテリーナ。今日は随分たくさん買い物したのね。…あら、その方は?」母親は彼女に微笑みかけるが、すぐに後ろの相手に気付いて険しい表情で首を傾げ。「あのね、お母様。この人は軍人でヴェルナーさん、って言うの。荷物を運んでくれたのよ。」「あらあら、それはそれは…。よろしければお茶でも飲んでいかれませんか?」母親は門を開いて車椅子を押す彼女からそう聞けば表情を綻ばせ、相手の方へと笑顔を向けて)
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