(相手が手を振る先には車椅子に座った婦人が1人。苦労を感じさせない明るさを持つ相手に感心しつつその背中を見つめて。)…車椅子、押してやらねばならんだろう。残りの荷物を渡しなさい、家の中まで運ぼう。(随分立派な建物だと驚きに目を開きながらも婦人の周りに人がいない事に気づけば車椅子を押すのに邪魔になる残りの荷物を受け取ろうかと手を伸ばし)