掲示板ファンさん 2020-09-21 14:06:32 |
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リリィ
「………ご馳走さまでした。」
(昼食を食べ終わったらしいリリィは騒がしい中静かにそう呟き、箸を置いてトレイを持っていって。「あ、リリィ待ってよ~!僕も食べ終わったから~!」それに目敏く気付いたクロイツはわざとらしい大声を上げ、トレイを持ってばたばたとリリィの所まで走った。「………」リリィは苦虫を噛み潰したような表情でクロイツを見つめていたが、クロイツの持っていた空のトレイを半ば奪うようにして自分のトレイに重ねると「……これで用は済んだでしょう、クロイツさん。……失礼します。」堅い態度のまま取って付けたようなお辞儀をし、食堂から帰ってしまう。「あ~あ…またか?流石警察官志望はお堅いねぇ。」「……そういやあの子、冤罪なんだろ?」キースの軽口にふとサフィアがそんなことを呟く。キースはサフィアが会話に参加してきたことに少し驚いたような様子を見せ、「ああ…本人はそう言ってるけどさ。でも殺人現場で血の付いたナイフ持って呆然としてたんだろ?普通言い逃れできねぇよな。」手持ち無沙汰なのかフォークで肉を突き刺しながらそう返して。「………そんなもんかね。」「そんなもんなんだよ。」そんな二人の間に声変わりしていないのか、少女のように高い声が割り込む。「ねえねえ、二人とも何話してるの~?」その声の主は薄いピンク色の手触りの良さそうな髪をした青い瞳の可愛らしい顔立ちをした少年だった。「お、ディッキーじゃん。お前も飯?」「うん、そう。デザート食べてたら二人の会話聞こえてきたから。」)
(新キャラ追加です。
囚人番号97 ディッキー・リーリア/18y/150
罪状:放火罪 出身:アメリカ
クロイツの囚人服よりもさらにぶかぶかの囚人服を着た年少組。右腕にバラのタトゥーあり。
自分の愛らしい容姿を誇りに思っており、あざとい。)
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