名無しさん 2020-09-20 20:19:29 |
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おや、僕は貴方のことは一時たりとも忘れたことはないですよ?…だから、僕にもつけて
(傍から見れば単なる愛し愛されの関係ではなく、溺れ合っている良くないタイプの関係かもしれないとふと頭によぎったことがある、なんて自身を愛おしそうな目で見てくる相手には言うことは出来ず、どうせ自身もその関係の波に身をゆだねているのだから共犯だ、そんな思いを込めて赤い痕が見えないように服を直して。そうですね、と相手の言葉を鷹揚に頷き肯定しつつ、思い出せる、という言葉に目を光らせると悪戯っぽく笑いながら皮肉った言葉をかけて。それでも相手がどこにも行かない確証なんてなく、不安がぬぐい切れることはない。やや低いその視線に自身の目が映り込むように目を合わせてそっと聞いて)
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