名無しさん 2020-09-20 20:19:29 |
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違う、食事より俺を優先しろって話!あれで満足するって思ったのかよ。
( どんな反応をするか、あわよくば期待した答えは空腹を無視してまで自身を満たす事だった。そんな冗談に対して相手が取った行動は言葉の通りの食事の準備で。瞬間、何よりも愛しい温もりが離れた事に一人で過ごすよりも深い孤独感に包まれるも、目を伏せたその些細な仕草から自身に拒絶される事への不安を感じている事に気付いてしまい。冗談と知っていながらも必死になって帰って来てしまう程に、相手にとっては例え虚言でも自身が放つ言葉が全てなのだと理解して筈。それなのに好奇に負けて不安を煽る様な言動をした事を心の中で後悔して。だからこそ自身の元から離れて立ち上がった愛しい幼馴染みを放っておける訳が無く、咄嗟にその腕を掴むと眼鏡越しの瞳を真っ直ぐ見つめ、抱えていた思いを一方的に押し付けて。)
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