極彩の魔女 2020-09-19 20:26:32 |
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●羊が奪われるだけの存在だなんて、狩られるだけのいきものだなんて一体誰が言ったんだろう?
名称/ギュンター
年齢/26歳
性別/男
モチーフ/羊
性格/一見ぼんやりとしているようでいて、我が強く破天荒。己のあらゆる欲求に対して非常に素直且つ忠実であり、興味を抱いたものや気に入ったものは何処までも追い掛ける。完璧な物や完成された物に対する興味は極端に薄く、反対に何らかの欠陥を抱えるものには取り合えず一定の興味を抱く。然しながらそれは、その欠陥を己の手によって埋めることで完全な存在へ仕上げたいと言う独り善がりな欲求の為。己を否定されることを何よりも嫌い、平素は穏やかだが否定の前にはあっさりと逆上する不安定さを抱えている。
身長/175㎝
目/眠たげな二重の垂れ目、瞳の色は金。頭髪と同じ真っ白な睫毛に縁取られている。
髪/ふんわりとボリュームがあり、羊毛を髣髴とさせる天然パーマの白髪ショート。前髪はやや長めで重たく、鬱陶しそうに見えるが本人は然程気にしていない。
全体の雰囲気/色白でひょろりとした痩身。近視の為、丸眼鏡を愛用。両目の下にひとつずつ泣き黒子がある。白い詰襟シャツ、茶色のチェック柄スラックス、焦げ茶色の革靴。
モチーフの名残/大きな羊の巻き角(アモン角)と羊の垂れ耳
Like/読書、紅茶、スコーン、散歩、気の済むまで観察すること、不完全なもの
Dislike/完全なもの、肉、魚、騒音、己に対する否定
備考/城下町の隅にひっそりと佇む書店の店主。生まれも育ちも裕福であったが、そんな裕福さに執着は無く今では質素で慎ましい暮らしをしている。王立図書館へよく出入りしている。ベジタリアン。酒は一滴も飲まないがヘビースモーカーである。己の存在そのものが他者の手によって創造されたものでありながら、不完全なものを己の手で完成させることに無上の喜びを感じる。
指名/初回はお任せとさせてください。
ロル/(王宮を訪れる目的と言えば専ら図書館であり、この日も例によって長い時間を掛け目ぼしい本を探し当てたその帰り道。人とすれ違う機会の多い王宮内の廊下ならばともかくとして、それが幾らか薄れる場所へ出ると歩きながら読書を始めてしまう悪癖がひょっこりと顔を出し始め。どうせなら適当な場所へ腰掛けてじっくり読み込んでしまおうかとそんな考えを頭の中へ浮かべ始めた頃、ページをめくろうとした拍子に思いがけず指先にぴりりとした痛みが走り。反射的に眉間に寄った皺をそのままに、指先を確認すると薄く縦に入った切れ目と果汁のようにじわっ、と滲み始める鮮血を認め「…ああ、まただ。」と、心底うんざりしたような呟きを漏らして)
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初回指名は第六皇子リヒャルトに。(252)
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