愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた__指名式、BNL

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極彩の魔女  2020-09-18 15:38:35 
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「 待ちくたびれたよ、お姫様 」



たくましく精悍な佇まい。

白い花の香りが漂うような甘いマスク。

獲物を狙うようなアルカイックスマイル。

庭師が鋏を手にするように、コックが刃物を手にするように、皇子たちは鎖と首枷を手に笑った。


【 皇子と姫と魔女 / 一風変わった跡目争い / 仄暗いファンタジア / 1:1 / 換骨奪胎 】


: 指名式トピ
: 提供は男性のみ
: 募集は"魔女に創られたお姫様"、男性Cも姫と呼ばれ歓迎されます
: 世界観を大切に
: マナー・良識を守れる中級者様以上優遇
: 参加者様以外の横槍禁止
: 即レス・置きレス切り替え可能
: 指名変更、指名被り、連続指名可能
: 上下の空白必須
: 短~中ロル推奨、筆が乗れば長文も歓迎


>レス禁




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  • No.63 by メルキオル  2020-09-20 17:48:53 




>ユーリケ様 (>>62)

………!っ、いけません――!(何も無い場所で転んだばかりか足まで挫くとは何と情けないことか、溜息混じりに再度立ち上がろうとした矢先に此方へ近付いて来る足音を聞き付ければぴくりと肩が揺れた。か細く控えめな伺いの声に、見習いの使用人が声でも掛けてくれたかと一瞬でも予想した己を次の瞬間には即座に後悔することとなる。一国の皇子が、一市民に過ぎぬ己の為に地面に膝をついているのだ。予想だにしない出来事に思わず両目の下で薄く開き掛けた眼がひくっと動き、足の痛みも一瞬の内に忘れて姿勢を直し跪くと深く頭を下げた。「お見苦しい所を――申し訳ありません、どうかお気になさらず…」、何処かへ向かって行くメイドを止める暇も無く、頭を下げたまま「陛下より文献解読の任を賜り、書庫へ向かう途中でして…」姫と呼ばれた事への疑問は一先ず頭の隅へ追い遣り、彼の質問へ答えよう)


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