極彩の魔女 2020-09-18 15:38:35 |
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>>クラエナ姫(>>405)
ああ。アンタが欲しくてどうにかなりそうだ
(今までのこちらの劣情を煽るような台詞の数々とは裏腹に温度のない呟きに、胸の奥底がキュゥと狭まる心地がして。欲しいのか欲しくないのか一体どちらなのか見分けられる程の観察眼は他の兄弟と違って備えておらず、只々彼女が自分の腕から逃げ出さないのを良い事に、熱に浮かされた吐息を交えて余裕なさげに本音を浴びせる。「 クラエナ、 」それが我が姫君の尊名。男の本能を呼び起こす魔性の微笑みへいざなわれるように声に出してしまえばもう我慢することは出来ず、噛み付くように唇を塞ごう。未だ驚異を知らぬ姫の毒や牙など強欲を阻む因子にはなり得ず、例え抵抗されたとて膂力の性差で捻じ伏せるつもりで。貪るような口付けもやがて酸素の制約に一旦遮られ荒い呼吸と共に口を離し、犬猫のように彼女の首筋へと頭を埋め掠れた声で)なア、おれの名前呼んでくれよ。そんでおれの事満たしてくれよ
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