愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた＿＿指名式、BNL

>>アレクシア姫(>>22、>>30)

（兄弟と会うのは嫌いだ。才色兼備な彼らの前では、自分の何もかもが彼らに劣ると思い知らされどうしようもなく惨めな気持ちになるから。それが魔女との勝負に関する作戦を考える兄弟会議をすっぽかした理由だった。そもそもこの国がどうなったって興味が無い、何なら全部滅茶苦茶に壊れてしまえばいい。そう開き直ってみてもどうしても無断欠席の罪悪感は消せずにかなり虫の居所は悪く、誰かが派手にすっ転ぶ音とカラカラリンと棒状の何かが遠くへ放り出される音にびくりと肩を跳ねさせ「　誰？、静かにしてよ　」兄弟は会議中、であれば強気に出ても自分より上の身分に喧嘩を売ってしまう可能性はかなり低いとそこまで計算しての不機嫌な声で抗議を。一睨みしてやろうとそちらを除けば、見た事のない女性＿＿鮮やかな髪にちらちら混じる健康的な黄色の花弁に確信を持ち「　……君が件のお姫様か。　」それに喜びはおろか感動もなくぽつりと呟き不躾にも溜息を。スタスタと歩み寄ったと思えば彼女の横を通り過ぎ、その数歩先で沈黙している杖を拾い上げてからバックして「　足が悪いの？杖が必要なくらいなら、ひとりで歩いちゃ駄目じゃん　」まさか目が弱いだなんて想像できなかった、だって彼女の目は今まで見た事が無いくらい綺麗だったから。杖は立ち上がってから返した方が良いだろうと片手に持ったまま、空いた方で彼女の眼前に手を差し伸べ）

（ ／ ご丁寧に有難うございます、それでは早速リヒャルトにて絡ませて頂きます！先ほどお伝えし漏れていたのですが、追記として>>24をご一読いただけますと幸いです！それでは、今後ともよろしくお願いいたしますー！ ／ 蹴り推奨）