常連さん 2020-09-13 06:47:57 |
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立ち去れッ!
(尚も乱暴な口調に敵意の眼差しを向け、聖水の小瓶を投げようとするが…「声を荒らげてどうしたのです、クラウス神父?」目尻に深く皺が刻まれた白髪の老シスターが眠ってでもいたのだろうか、奥の方から彼に向かって不思議そうに穏やかな声を掛けると「い、いえ…何でもないのです、シスター・アザリア。お休みになっていてください。」声を潜めてそのシスターに呼び掛け、「さあ…悪魔よ、すぐに立ち去れ。」シスターに配慮してか声を潜めたまま、しかし警戒を解こうとはせずにそう告げて。)
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