はじめての、　（〆）　　

！　マジ？俺ドライブすげー好き。行こう、運転交代しながらなら遠出も出来そう。つーか、ご褒美第二弾ってもう既に甘やかされてんなァ俺、（　ドライブにでも、と自分も誘おうと口を開いたところに相手からのお誘い。嬉しそうに表情明るくしては、大賛成とでも言うように何度か頷き。相手に出会ってから嬉しいことばかりだと勝手に考えながら、ぽつりと上記を呟き　）
ん、…はァい。（　紙袋を差し出されるとそれを黙って受け取り、されるがまま持ち手を握り締め。靴を脱いでから荷物を持つまでの丁寧な所作を見つめていたものの、男らしい相手の筋肉に思わず目を奪われ　／　）すげェな菱河クン。…鍛えてんの？（　筋肉質に見える彼に見蕩れてしまいつつ、率直に思ったことを　）…っと、アンタの部屋はね、こっち。（　相手の質問でそうそう、と思い出したような仕草をしながら、着いてきてとでも言うようにちらりと相手を見て、とりあえず向かう先でもあるリビングへ続く廊下を歩き始め　）此処、俺も引っ越してきたばっかのマンションだから、あんま物とか置いてないんだよねぇ。とりあえず必要最低限の物だけあればいいやって思って（　くす、　）


ふぅん……、そんな相手にこそ頼られたら嬉しいもんだけどねェ（　片眉上げて　）ぐずぐずに甘やかされちゃったら菱河クン無しじゃ生きらんなくなっちゃうじゃん、（　未だ想像の出来ない光景に笑ってしまいつつ　／　冗談ながらも内心嬉しい　）
だよなァ。…ふは、逃げねェよ。てか、それは俺の台詞でもあんの。（　簡単には見せない、その言葉にそれもそうかと納得してくすくすと愉しげに笑って。警告を挑発と取ったのか、それに応えるように口角上げては何処か妖しく笑み　）
そーそー！はじめての菱河クンとの同居生活、はじめての一緒のドライブ、菱河クンと初めて一緒にすることたくさんだろうな、ってそういう意味を込めてみました（　けらり　）