はじめての、　（〆）　　

おはよう御座います(　寝起きではないが同居人に合わせ挨拶　)起きたてでしたら、おはようは通用するのでは？ぐっすり眠れたようで(　くく　)
……これからは一緒に四季の行事を満喫しましょう、一人でなんて過ごさせません(　一人、という言葉に心が締め付けられると力強く抱擁して　)
良いものですよ。すやすや眠る子を傍で見守るというのは(　寝顔は親心に近い感情を抱くらしく、穏やかな表情で　)どういたしまして。全然空いておりませんよ、ゆったり俺達のペースで進めて行きましょう(　ふ　)

喜んで下さいましたか。えぇ、その際はお出迎えをお願いしたい。きっと疲れも吹っ飛びましょう(　冗談の交わし合いやらで嬉しそうにしているのは見て取れ、宣言にはちゃっかりお出迎えを要望。残業した日には癒やしが必要なようで　)
律くんは……はにーというより、フィアンセの方がしっくり来ますね(ハニー扱いされるのも悪くはないが、男に生まれた以上ダーリンの立ち位置の方が惹かれ逆側で想像してみるもピンと来ず首を捻りお洒落なイメージから、似合いそうな呼び名を勝手に考えては口に出し一人納得　／　←　)
分かりました、追い焚きしておきますね(　我ながら出来は上々だが、張り切って作りすぎたのか、はたまた2人分の材料きっちりでやらなかったからか、豊富な具や酢飯、祈祷のりも少なく見積もって二人前以上はあり多いに越したことはない、なんて内心言い訳てはサンプルとして完成した恵方巻を空き皿に乗せ。洗面所に向かった相手を見送り給油機のパネルが貼られている壁際に向かうと、曲げた指の第二関節で追い焚きスイッチを押し次いでダイニングキッチンの方へ向かい。冷蔵庫に冷やしておいたすっきりとした飲み口の吟醸酒の瓶を手にとり、徳利と2つの小さいお猪口も持っていくとリビングへ戻りテーブルへと置き。終わっているだろうか、と洗面所の方をちらりと見やり。　)

スッキリ起きれるものなら起きたいのですが、１０分ほどは夢心地で(　苦笑　)朝が弱いのは貴男もでしょうに。そのままお返しします(　やんわり　)
どうでしょう。好きに想像なさい。顔立ちは若かれし頃の俺にそっくりですよ(　はて　／　やんちゃに関しては否定も肯定もせず相手の判断に任すことに　)いい子ですね。……しかし、我慢はしていませんか？(　瞳を覗き込み気遣って／よしよし　)