はじめての、　（〆）　　

……うん、そういうことにしとこ。気持ちが重要ね（　視線が合えばぱちりと瞬きをひとつ。其方ばかりを気にしていたことが丸分かりなことに気付いたのか、何処か恥ずかしそうな表情を浮かべるも、相手が眼鏡を外しているのを良いことに、此方の表情は見られてはいないだろう、と気を取り直し、先程の相手の言葉に頷きながら復唱してみて　／　←　／　お湯が沸いたのを確認すると、マグカップにティーバッグを入れてはその後お湯を注ぎ　）──はい、お待たせ菱川クン。俺の特製ティーです。砂糖、欲しかったらお好みで（　紅茶が出来上がればマグカップとコースター、ティースプーンを持って相手の待つソファへ。コースターを先にテーブルへ置いてからその上にマグカップ、傍に角砂糖の入ったポットを設置し　）


お疲れ、菱川クン（　手をひらりと揺らし　）
年末だよ、今年ももうあとちょっとだって（　カレンダー見つめ独り言のように呟き　）今年は菱川クンに出会えてよかった。すげェ俺がスローペースになっちゃってて申し訳ないけど、めちゃくちゃ癒しだよ。来年も宜しくね。同居人サン（　ぽん、と軽く相手の肩叩き　）
休暇、貰えそうならよかった。いっぱい構ってもらうーって約束だったもんなァ。あんたのことも構い倒してやるつもりだから（　にまにま　）
ン、賛成！　俺も、そろそろ場面切り替えたいかもって思ってたとこ。…って言いつつあんま端折れてねェなァ。（　むう　）進めてけるように回してくね。ドライブもしてェし必要なもん買い揃えたいし。大賛成です（　サムズアップ　）
9月18日ね、りょーかい。当たり前じゃん、そのつもり。
ふは、ありがと。楽しみにしてんね。菱川クンもすっげー楽しみにしてて（　にんまり　）