【The secret】〆

それに気が付いた時には料理の虜になっていたら作戦成功ですｗ
気付いた時の椎原さんの反応が楽しみです！

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「からかわないでくれ。良かった。無理して仕事するよりは相談してくれる方が嬉しい。……今のままだと思ったことや余計な一言なんかがそのまま出やすいんだ。キャラ作ってると客観的に考えられるからそういうのが防止できる。仕事とプライベートのオンオフもしやすい。……まぁ、もうバレたし椎原だけの時はこのままでいることにするよ」
(相手に意地悪なことを言われるとぴしりと硬直し。言うつもりはないと言われると安心したように息を吐きだして。自分の愚痴も聞いた椎原が仕事を押し付けてくるとも思えないので、相手が下手に気負うよりは相談される方がありがたいと言って。素でいると気楽であるためかついつい口が滑ってしまいこれまでにも問題になったことがあり、それを思い出したのか苦い表情で答えて。とはいえ、素の自分の方が話しやすいと言われれば悪い気もせず、少し照れくさそうに頬を掻きながら相手だけの場合なら今更キャラは作らないと言って)

くくっ、体の方は正直だな。期待して腹が鳴ってるぞ。さて、そうと決まれば作るか。寝るなり本を読むなり、テレビを見るなり好きに寛いでくれ。プレゼンの参考になる本もあるから気に入ったら貸すぞ。他の人のプレゼン資料や俺の感想をまとめたファイルも本棚の下の段にあるから、見るのも面白いかもな。そっちは室内のみの閲覧にしてくれよ
(メニューを言えば一瞬相手の目が輝いたことに気付き、その後断ろうとした相手の腹がなったため笑って。さて作るかと立ち上がると、待っている間暇だろう相手に好きにしてくれと様々な案を出して。プレゼンの前日など自主的に残業を行っていることから、相手はプレゼンが苦手、もしくは力を入れて取り組みたいのだろうという印象があったためか、相手がどう反応するかなど何も考えず口にして。資料はあるのになぜこれまで黙っていたか。ありがた迷惑になるかもしれないからだったのだが、素である水沢は本人も言っていたように思ったままを口に出してしまったようで)