それです!有難うございます! (差し出された本を両手で受け取って、満点の笑顔でお礼を伝え。念願の新刊へと視線を落とし、サッと表紙を指で擦る。これで今日の目的は達成した、満足げにレジへ向かうと其処には誰も居らず。「誰か……」と辺りを見渡すも、店員は先程対応してくれた彼しか見つからない。作業中の所申し訳ないとは思いつつ、背後から「すみません、レジお願い出来ますか?」と呼び掛け)