…じゃあ、寒かったらいつでも入っておいで? (ポケットから合鍵を取り出し、彼に無理やり握らせる。信用しているからこそ、野宿(?)を許可したのだ。敷地内とはいえ完全に安全だとは言えないし、夜盗や野良犬が入ってくる可能性が0ではないのだから。心配だ、と伝えるより、自由に出入りできた方が彼はひょっこり入ってくるかもしれない。少しでも彼の近くで寝たいと、彼を見送ったあとソファに横になり、)