奏歌 翔音 2020-08-14 23:09:35 ID:5762b1903 |
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>河川敷
【―――――――――――――絶滅、セシ。】
(顔面にドロップキックを受けて、河川で仰向けに倒れていた機械悪魔だが、流体金属であるため大したダメージも負っていなかった。だが…河川に降り立つ似蛭達と上空から降ってくる隕石型の爆弾を視認すると、倒れていた身体をそのまま直立体勢を維持して魔力だけで起き上がる。)
似蛭:
【その前に―――――滅びるのはお前だあぁぁああああぁああ!!!!】
【―――――――――ショートレンジのプロセス、実行】
(機神の力と姿を手に入れた似蛭は、まだ"滅亡者"としての力を使いこなせているわけではない。力を把握するためのウォーミングアップがてら、まずは機械悪魔の抵抗力を奪うために肉弾戦を仕掛ける。それに合わせて、機械悪魔もシステムボイスのようにそう呟くと、2体の機神は殴り合いの応酬を始める。…だが、お互いに強固な装甲と流体金属を持ち得ている事から、お互い大したダメージを与えられない。機械悪魔は打ち込まれた炸裂魔力弾に気付いている様子は無いが、分解魔法に対しての再生速度自体は大して変わっていない。肉弾戦を行使しながら力の使い方を模索している似蛭に対し、左目のモノアイに魔力を集束させて一気にレーザーのように放出して、似蛭の胸部装甲に目掛けて直撃させる。)
似蛭:
【う、―――ぉおおぉおおおおおおぉおおおお!!?】
(胸部装甲にレーザーを食らった似蛭は、そのまま晶さん達とクロさんの元まで吹っ飛ばされる。かなり高出力のレーザーのような印象を見受けられたが、似蛭の機神としての装甲が尋常ではない強度を有しているためか、装甲の表面を一部だけ焼いているだけのようだった。
直後、機械悪魔は上空の隕石爆弾を見上げる。使用できる遠距離攻撃手段がそれだけしかないのか、再び左目のモノアイに魔力を集束させると、超高密度のレーザーを放出し、隕石爆弾を上空で迎撃してみせた。)
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